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子供の頃どハマリしたRPG『ゼノギアス』。ストーリー、音楽、ゲーム性、男子の夢が詰まった今なお廃れない神ゲー。

ケイスケです。

世の中的には『平成』が終わり『令和』の時代が始まろうとしていますね。

平成はあらゆる技術革新と情報技術の高度化により、戦後の日本がどんどん豊かになっていく素晴らしい時代でした。

そのなかでも象徴的なのが娯楽の進歩。テレビゲームなんですよね。

僕が生まれた頃は、各家庭にはファミリーコンピュータが既に普及していました。

僕の場合、小学校でプレイステーション・セガサターン・ドリームキャスト・ニンテンドー64が発売。中学校でプレイステーション2。就職したころにプレイステーション3。

ご覧の通り、ゲーム機の進化を体感しながら育ったゲーマー世代であります。

プレイステーションのポリゴン技術の登場により、ドット絵の時代から3Dの時代に。

ファイナルファンタジー7(FF7)なんてのは、ほんとに凄かったですね。

FF7冒頭画面。7頭身キャラが躍動するムービーからこの落差。

今の子が見たら、腕がダンベルみたいだなとか、下手くそな鳥山明絵じゃねーかみたいな評価をするんでしょうけど、当時はほんとに革命的なゲームでした。コマーシャル見るたびにワクワクしたもんです。

発売日に買った子の家に行って見たときは『かっけー!すげー!』ってなったのを今でもよく覚えてます。

当時、ノリに乗ってたSQUARE(現:スクウェアエニックス)が、満を持して発売したゲームが、今回ご紹介するゼノギアス。

ゼノギアスは、勇者と呼ばれる若者が剣で戦うファンタジー要素の強い既存のRPGとは全く違います。

比較的現代に近い世界観と、戦闘にロボットで戦う要素が組み込まれています。

例えるなら、ややファンタジー寄りのメタルマックスみたいな感じ。

そこに『神』や宗教的な要素だったり、情けない主人公が成長していく感じだったり、子供では理解できない(大人でも無理かもしれん)難解なストーリー、SF要素など、あらゆる要素をうまいこと織り交ぜた世界観になってます。

これらは多少なりともエヴァンゲリオンなど当時のトレンドの影響を受けているんだろうなぁとも感じます。

ボリューム、音楽、演出、作り込まれた世界観と濃いストーリー。どれをとっても当時のゲームでは最高峰。日本ならではの繊細に作り込まれたゲームの礎を築いたのがこのゼノギアスというゲームだったのだと思います。

大人になると中世の出で立ちの若造たちが旅するチャンバラRPGよりも、エグいストーリーが好まれる気がするんですよ。

僕がこのゲームを何歳になっても覚えているのは、ストーリー上に印象に残るイベントがたくさんあるからです。

まあ、トラウマ的、グロ要素や鬱要素ですね。

僕が好きな鬱シーンはこちら。(ゼノギアスのプレイ日記を書いているブログ様へリンクを貼らせていただきます。)

敵地に潜入した折、工場で実験体として用済みになった人間が肉の缶詰として加工される現場(ソイレントシステム)を見たり。(主人公たちは腹が減って缶詰を知らずに食べていた。)

かつての仲間が裏切り、人体改造されて現れたり…。

女神転生4の逆さヒルズ並みの鬱エピソードです。大人になってからストーリーを見返したくなってプレイステーションアーカイブで購入しちゃいましたね…。

キスレブの下水道で起きる殺人事件を調査するイベントも面白かったなぁ…。

今ではプレステのゲームは大人向け、任天堂は子供向けみたいな棲み分けがありますよね?

ちょうどこのあたりから、ゲームというものが子供向けから大人でも楽しめるものに変わってきたように思います。

ゼノギアスは、ゲーム史において声優を起用した最初のゲームとも言われています。また、ストーリーの要所で使われるムービーも、全編でトータル30分近くあるとか。

そのおかげもあり、テキストだけでは表現できないドラマティックで繊細なストーリーを体験させてくれます。

ボイスの導入により、魅力的なキャラクターを生み出すことにも成功しています。声があることでそのキャラクターの人柄や印象が明確に伝わるんですよね。砂漠の若王子バルトのやんちゃながらも王としての優しさや風格を漂わせているイメージ、優しく頼れる存在ながらも明らかに腹黒く何かを隠しているシタン先生。敵味方含めて魅力的なキャラクターがゼノギアスには数多くいます。

CD2枚にこれだけのものを詰め込んだのはホントに信じられないですよね。

途中にはバーチャロンやアーマードコアのようなギアを操作する格ゲーイベントが入ってたりして(笑)こんなので容量使っても大丈夫なのか?ってくらいミニゲームなのに作り込みが異常でした。

ただ、ゼノギアスは容量と開発期間の都合で、DISC2は面白い作り方になっています。

DISC1のようなワールドを歩き回って進める方式とは違い、サウンドノベルのように主人公のフェイがストーリーテラーとなって物語を語る展開に変わります。

紙芝居とテキストの合間にボス戦やダンジョンが入る感じですね。つまり自由度はゼロ。近年では一本道と揶揄される方式です。

ワールドマップや冒険要素を消してゲーム性を犠牲にし、ムービーなどの演出でドラマティックなストーリー展開をメインに打ち出す作り方は、今となってはスクエニの真骨頂とも言えますが、当時ではかなり大胆な施策です。とうぜん賛否両論あったようですが…。

僕としては、ダンジョンばかりで無駄に長いストーリーよりも、テンポがよくてだんぜん良かったです。

SF要素、ロボット、恋愛…あらゆる要素が欲張りに詰め込まれた重厚なストーリー。グイグイと物語に引き込まれて気がつけばエンディングを迎えちゃうんです。

ゼノギアスは、現代のRPGにも影響を与えているほど革新的な作品です。ロードが遅い、ムービーがスキップできないなどの当時のハードが抱えていた問題点はあるものの、今プレイしても面白いと思える作品です。

もしゼノギアスをプレイしたことがない人は、プレイステーションアーカイブを使えばVITAでもプレイできるので、ぜひやってほしいですね。

権利などの諸般の事情で無理っぽいですが、リメイクがでたら確実に買うでしょうね…(ゼノギアスはおっさんホイホイ)。FF7のリメイクよりこっち作ってほしいな…。

ABOUT ME
ケイスケ
フリーランスのシステムエンジニアですが、面白そうな仕事はなんでもやってます。 趣味は料理、食べ歩き、ブログ、ロードバイク、アクアリスト、カメラ、アウトドア、渓流釣りなど。 クックパッドもやってます。