仕事に役立つ話

「仕事を断わるほど人からの評価は上がる」人間心理のメカニズムが面白い

頼まれたら断れないそんな社会人は多くいる事でしょう。

残業や飲み会は同調圧力の強い日本の社会では断りにくいですよね。

僕も娘が生まれて以来、友だちの誘いや仕事の飲み会を断わることが増えました。

家族ができると家に帰っても自分の時間がなくやりたいことができないので、1秒でも早く帰りたいという気持ちが芽生えてくるんですよね。

さらには0歳の娘が夜中に起きちゃうので、可能な限り睡眠がとりたいという気持ちもあるんですけどね。

時間がなさすぎ!と嘆く僕は、日頃から自分のタイムマネジメントを研究しています。

ライフハックを求めてあらゆる本を読み漁っています。

その過程で出会った精神科医、樺沢紫苑先生の「アウトプット大全」という本の中で興味深い内容を見つけたのでご紹介しておきます。

樺沢先生は毎日Facebookを更新し、Youtubeを配信し、ブログの更新も毎日、メルマガもほぼ毎日配信。それを何年もの間続けているというタイムマネジメントの達人です。

さらには映画評論家としても活躍していたり、読書家でもあります。

そのくせ18時には仕事は終えて、人並み以上には遊んでいると言っています。

バケモンですよね。

そんな樺沢先生、人間という生き物は断わると人からの評価が落ちると思われがちですが、実は断わるほど評価が上がるというのです。

人からの誘いを断わると「ああ、がっかりさせちゃって申し訳ないなぁ」とか、「次からはきっと誘ってもらえなくなるだろうなぁ」みたいな気持ちになりがちです。

ですが、そんな既成概念をアウトプット大全では全否定しています。

断られずに誘いに乗るということは、自分の大切な時間を奪われる行為だと指摘しています。

  • 上司からの残業のお願い
  • 飲み会の誘い

仕事の過程のお願い事を断ったら評価に響くのではないか?と思われがちですが、実は評価とはなんの関係もないというのです。

実際に出世をするのは「仕事ができる人」であって、「お願いしたらやってくれる人」ではない。

つまり、お願い事を断れない人は他人にとって便利な存在だというだけで、仕事ができるかどうかとは関係ないということです。

確かに僕も就職してからリーダー業務を何年もやっていて、部下に役を得ずこういったお願いをすることもありました。

もちろん業務調整を可能な限りやった上で、やむを得ず発生した場合のみです。

こういったときにお願いをする相手というのは、決まって「この人なら断らないだろう」という人だったというふうに思います。思い返せば。

僕を始め、上司も結局のところ人間なんです。

管理職の立場になると、面倒くさいのは上司よりも部下のほうだったりします。

思い返せば企業に属していた時代、自分のヘルスケアもそぞろに部下のメンタルケアに勤しんでいたように思います。

それはお願い事を聞いてもらうために気を使っているとも言えます。

樺沢先生の言うように、部下に残業をお願いしたとして「今日はどうしても予定があって…すみません」と言われたら「おお?なんだこいつ、生意気だな」みたいに思うことはなかったし、評価が落ちると言うことはありません。

お願いしている方も、もともと無茶なこと言っているのは承知しているからです。

この人は断らないだろうなぁという人にお願いするだけで、結局のところ作業の手が揃えばそれでよかったのです。

だったら仕事ができるけど定時で必ず帰る人よりも、仕事はできないけど毎日残業している人にお願いするのが上司という生き物の性です。

断られないことのデメリット

アウトプット大全では、断わらないことでこんなデメリットがあると指摘します。

  • 自分の大切な時間が無限に奪われる
  • 睡眠、休息の時間が減り、憔悴していく
  • 頼めばなんでも受けてくれる「便利屋」だと思われる
  • 「やりたくない仕事」の依頼が増える
  • ストレスがたまる
  • 必死に頼まれごとを頑張っても昇進には繋がらない

頼めばなんでも受けてくれる「便利屋」と思われるというのは、さっきも言ったように本当の話です。

やりたくない仕事を快く引き受けてくれるのは、人間性としての評価は上がりますが仕事とは評価の軸が違います。

結局頼んだ仕事の質が悪く、「やってくれるのはありがたいけど、結局は自分で手直ししないと使えないんだよな…。」ということもたびたびでした。

仕事を引き受けても質が悪いのは承知していてお願いしているので、出来上がったものを見て評価が下がってしまうということはあり得えます。

それくらいなら断った方が100倍マシなのです。

やりたくない仕事で自分のポテンシャルを発揮することはできません。

ストレスだって溜まります。

断れない人間というのは、日頃の評価が低いことを自覚していて、質ではなく自分の時間を提供することで、帳尻を合わせようとしている傾向が見られます。

仕事ができない人ほど残業するのです。

昇進するのは仕事ができる人であって、頼まれたらなんでもやってくれる便利屋さんでもないし、毎日残業している人でもありません。

僕は今個人事業主をやっていますが、子供が生まれてバタバタしているのもあり、仕事のお誘いをもらっても泣く泣く断ることが多いです。

じゃあもう同じ人から誘いがこないのか?というと全くそんなことはありません。

2〜3ヶ月おきに「最近忙しいの??余裕ができたら連絡してね、いい仕事あるよ!」みたいに僕の空き時間を探ってきてくれます。

ビジネスというものはタイミングがあります。

その方は僕の案件の空きとタイミングが合えば、ぜひ一緒に働きたいと思ってくれているのです。

だからあてにせず僕のことを待ってくれます。とてもありがたいことです。

手前味噌ですが、引っ張りだこで忙しいのは商売が繁盛している証しであり、それだけ評価の高い仕事が出来ているという証明になります。

予約を取るのに何ヶ月もかかるレストランでも、首を長くして待ってくれるお客さんはいるものです。

待たされるほど、そんなに美味しいお店なのか!!とワクワクするのではないでしょうか。

評価が高いほど需要は増えるので、必然的に断るしかないのです。

仕事は頼まれる側から、選ぶ側にシフトしていきましょう。

気乗りしない仕事の依頼は断りましょう。

自分の本領が発揮できる仕事をトコトンやりましょう。

自分の時間は絶対に確保しよう。自己研鑽に時間とお金を使おう。

仕事をしているとつい残業をしてしまいがちですが、あしたできることを今日やる必要はありません。

すぐに帰って本を読むなり、自己研鑽の時間に当て、サクッと寝てスッキリした顔で出社した方がはるかに有意義です。

職場の飲み会なんて、無理に参加しなくても職場のメンツとの友好度なんてパラメータ的にはとっくにマックス迎えてるじゃないですか。

それ以上仲良くなることはないし、話す内容も仕事の話くらいです。

支払った金額に見合うだけの気づきや価値がないことがほとんどです。

義理と人情でお金と大切な時間をドブに捨てているのです。

5000円あれば本が3〜4冊買えます。

いらない飲み会はさっさと断って、仕事術や語学を勉強して業務に生かしましょう。

そのノウハウを生かして仕事をこなしましょう。

定時にサクッと帰れる人間が本当に優秀な人間なのではないかなと思います。

義理や人情で評価は上がりません。

いくら人が良くても仕事ができない人は出世しません。

友達としてならいいけれど、一緒に仕事はしたくないな…という人になってはいけないのです。

僕は最近は仕事を切り上げたら電車で本を読み、家に帰ってひと段落したら一日の出来事や学びをノートで整理してブログという形でアウトプットしています。

そのためには自分の時間が不可欠。価値のない時間を過ごしている暇はありません。

毎日何かしら学びのある生き方がしたいものです。

ABOUT ME
ケイスケ
フリーランスのシステムエンジニアですが、面白そうな仕事はなんでもやってます。 趣味は料理、食べ歩き、ブログ、ロードバイク、アクアリスト、カメラ、アウトドア、渓流釣りなど。 クックパッドもやってます。