
『パブロのチーズケーキ、味変わってねーか?』
育児のストレスで甘いものが食べたいケイスケです。
このまえ久しぶりにパブロのチーズケーキを買って食べたんですが、覚えてる味と変わったような気がするんですよね。きのせいかな??
感覚的には、以前より塩加減が強くなった気がするのと、甘さがより控えめになっている感じがします。
そもそも、以前のパブロはチーズタルトに『レア』と『ミディアム』の二種類がありました。好みのトロトロ加減にあわせて選べたはず。
でもお店に行ったら一種類しかありませんでした。
そして値段、上がったな…。ワンホール800円くらいだったのが900円くらいになっていました。

パブロよ、しばらく食べない間になにがあった?
というわけで、僕の中で疑惑の総合商社と化したパブロについて調べてみました。
パブロのチーズケーキは値上げした(?)疑惑
結論から言うと、値上げしています。
原因はおそらく原材料である乳製品の価格高騰。
ます、公式サイトで現在の価格(2019年4月現在)を調査しました。

やはり冒頭で述べたとおり、税込み900円になっています。
そこで、パブロ公式の商品価格改定に関するプレスを探してみました。すると、2013年の記事だけが見つかりました。

ずいぶん昔の話になりますが、この時点で780円だったようです。周知を見る限り実施店舗は一部になっていますが、このあと全国で値上げが起きたと考えられます。
そして僕がよく食べていた期間はおそらくこの価格のときです。
そして、さらなる調査により価格変更のきっかけを掴みました。

2017年に、チーズタルトの商品リニューアルが行われています。
既存のチーズタルト〈レア〉は『パブロヌード』という商品に。タルト生地がなくなって、ケーキというよりプリンみたいな扱いになったみたいですね。
そして、チーズタルト〈ミディアム〉は『パブロチーズタルト』という名称に。
なるほど、このときにレアとミディアムが選べなくなったのか。
さらにページを読み進めていくと…

あっ、7円あがってる
2013年のときよりもしれっと7円上がっていました。
でもこの時点では787円。現在の価格は833円なので、ここから1年ちょっとのあいだに価格改定したことになります。うーむ…。
ん、ちょっと待って…

あっ、沖縄店舗の価格が今の価格だ!
つまり、このとき輸送費がかかる理由(離島)かなんかで割増になっていた沖縄の価格が全国の基準価格になったんだ!
…このあとあれこれと現在の価格にいたった経緯のプレスを調べてみましたが、見つけることはできませんでした。
ですが、確実に言えることはやっぱり値上げ(50円くらい)したんだ〜ということです。
チーズタルト、味が変わった疑惑
続いて、チーズタルトの味が変わった疑惑について。
結論としては、『美味しくなって新登場!』的な、味が変わったという公式のプレスはありませんでした。
でも、心なしか甘さが控えめになって、すこし塩加減が増した気がするんだよな…。しいていうなら外装のパイはもうちょっとしっとりしていた気がする。
こっからは予測でしかないので駄文です。賛同する必要もありません。話半分で僕の個人見解を聞いてください。
まず、さきほども書いたとおりパブロのチーズタルトは商品の変更が行われています。

『そのままの美味しさで』とありますが、揚げ足取ると美味しいことには変わりなく商品名を変えたとも取れます。つまり、美味しいことは変わりないけど味変えてないとは言ってないということです。
僕も企業戦士としてプロダクト運営をやっていた経歴があるので経験則からなんとなくわかるのですが、企業が曖昧な表現を使うときは大抵なにかあるものです。
もっというと、揚げ足とって裏を邪推すると見えてくるものは真実だったりします。(そしてサポセンに聞くと社内秘のため非公開)
おそらくこの商品変更も、乳製品など原材料の価格高騰にたんを発したコストカット目的であると考えられます。
パイ生地は大量にバターを使うので、売れ筋のレアからパイ生地を取った。そして、ミディアムはそのままタルトとしてパイを継続。
製法は基本的に変わらないものの、パイ生地に使うバターの量が減ったことで以前と比べてパリッとした食感にかわったのでは?
また、チーズケーキの部分に使う原材料が変わっている可能性があります。
もし使う牛乳の質が落ちれば、とうぜん味は薄くなります。
なにがいいたいかというと、ミルク本来の甘みが控えめになって、チーズの塩分の主張が強くなったのでは?ということ。
使っている原材料の質が落ちると、僕が感じている味に近付くんですよね…。
公式に問い合わせしてみようかな…。
結論まとめ
値上げした?⇒してます。パブロの値段は年々上がっています。
味が変わった?⇒わかりません。が、商品変更が行われた事実があります。
以上がご報告でした。
いずれにせよ、パブロのチーズタルトはかなり良心的なお値段で販売されていると思います。
そして、近年の乳製品価格高騰で利益が落ちるなか、価格を上げながらも美味しいチーズタルトを提供できるよう、苦渋の決断をしつつも企業努力を重ねていらっしゃると思います。
パブロは手土産としてもかなり優秀なので、パブロがなくなると困るという人はごまんといることでしょう。
サービス維持に必要な値上げは、決して悪ではありません。しれっと中身を減らすシュリンクフレーションよりは個人的によっぽどマシ。
これからも僕はパブロ食べますよ!
おしまい。